矢島薫(46歳)ー 代表
挑戦してなきゃ、生きている意味がない。
そう力強く語る彼が取り組んでいるのは、「世界で活躍する人材を育て、次世代にレニックスを残すこと」。
世界に挑戦できる人材を育てられる人間になるために、20代でレニックスのコーチとなった当時から、日々学び、考え、行動し続けている。
テニスの指導はもちろん、機能解剖学、栄養学、語学、アメリカの大学の視察、会社やトレーニングジム、レニックスアカデミーの立ち上げなど、必要なことはすべてゼロから自力で身につけてきた。
その結果として、グランドスラムジュニア出場者やプロテニスプレーヤーを輩出してきた。
挑戦を通じて、自分の中に増える知識、感じる充実感、広がる人間関係。
何かを達成する喜びだけでなく、壁にぶつかったときの葛藤さえも、彼にとっては「成長の糧」だという。
しんどい時もある。でも、今に集中するしかない。
そうやって自分を律しながら、毎日を生きる。
「自分が決めたことは、最後まで追求し続けたい!」
それは、自分に言い聞かせているだけではなく、
挑戦を恐れない生き方を、次のレニックスをつくる世代に繋ごうとしている人の言葉である。